指揮・指導者

西郷 雅則
1954年東京生まれ。中学校吹奏楽部でホルンを始め、日本大学芸術学部在学中、千葉馨氏に師事。現在、東京佼成ウィンドオーケストラ、つの笛集団にて活躍中。
氏が、かつて川口市立青木中学校の音楽講師として赴任した際、団長大沢らと出会う。その後も交流を続け、大沢らが1992年青木フィルハーモニー吹奏楽団発足後、1995年7月より当団の指揮・指導にあたる。

「ポーンポーンポーン・・・」
この表現は、西郷氏が練習中に必ず一回は口にする言葉だ。何かといえば、曲に出てくる8分音符の吹き方。よく言われます、「もっと裏を感じなさい」と。今までの自分は、そこまで裏を感じて演奏を心がけたことはなかった。自分は本当に今までいい加減にやっていたということを認識し正確なリズムで正確な演奏を心がけるようになった。
西郷氏の練習は決して妥協を許さない。合奏時間で補うことが出来なければ、ときにはマンツーマンで納得いくまで練習を見てくれる時もしばしばだ。その氏の姿勢から、音楽に対する熱い思い、どうにかして曲を完成させていきたいという思いを感じ取ることができる。
この人についていけば、何かすごいことを成し遂げることができるのではないか、自分の未知なる能力を引き出してくれるのではないか、そういう魅力を西郷氏に対して感じ、青木フィルでの音楽活動をはじめた。
変わる事のない音楽へのこだわり、練習中の厳しい眼差し、指揮台を降りれば一転、親近感あふれるユーモアセンス・・・そして本番、緊張でいっぱいの団員に向け、指揮棒を振り上げる直前に見せる優しい笑顔。これからも青木フィルの可能性を見極め、私達をより深く情熱的な音楽の世界へ導いてくれる事だろう。